一般社団法人日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞受賞研究
2022(令和4)年度
申請者 | 所属・職 | 申請課題 | 推薦者 | |
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1 | 高橋一広 | 筑波大学医学医療系消化器外科・講師 | 抗酸化ナノ粒子による新規臓器保護法の開発 | 本間真人 |
選考の経緯について
2022(令和4)年度研究奨励賞について、7月25日から8月31日の間、本学会Web siteにて公募した。
申請を受け付けた3課題について、申請者および推薦者の資格審査をした上で、日本臓器保存生物医学会研究奨励賞規定に従い、選奨委員および理事長の計9名が採点し、上記1課題を採択した(採択率:33%)。
日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞選奨委員長 後藤昌史
2021(令和3)年度
申請者 | 所属・職 | 申請課題 | 推薦者 | |
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1 | 田原裕之 | 広島大消化器移植外科・助教 | HLA抗体産生ヒト化マウスモデルを用いた抗体関連型拒絶反応機構の解明 | 大段秀樹 |
2 | 渡辺有為 | 東北大病院呼吸器外科・助教 | 哺乳類の能動的低代謝である冬眠から着想を得た臓器保存法の新展開 | 岡田克典 |
選考の経緯について
021(令和3)年度研究奨励賞について、6月7日から8月31日の間、本学会Web siteにて公募した。
申請を受け付けた6課題について、申請者および推薦者の資格審査をした上で、日本臓器保存生物医学会研究奨励賞規定に従い、選奨委員および理事長の計7名が採点し、上記2課題を採択した(採択率:33%)。
日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞選奨委員長 絵野沢 伸
令和2年度
申請者 | 所属・職 | 申請課題 | 推薦者 | |
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1 | 戸子台 和哲 | 東北大学病院総合外科・助教 | ヒト羊膜由来細胞移植後の即時型炎症反応と免疫応答の解析と制御 | 後藤昌史 |
2 | 山田直也 | 自治医科大学 分子病態治療研究センター 炎症免疫研究部・博士研究員 | 肝特異的フェロトーシス制御機構の解明とこれを利用した新規治療法の開発 | 高橋将文 |
選考の経緯について
2020(令和2)年度「研究奨励賞」について、7月30日から8月31日の間、本学会Web siteにて公募した。
申請を受け付けた6課題について、申請者および推薦者の資格審査をした上で、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い,研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長の計6名が採点し、上記2課題を採択した(採択率:33%)。
日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞選奨委員長 絵野沢 伸
令和元年度
採択された3課題:得点順
申請者 | 所属・職 | 申請課題 | 推薦者 | |
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1 | 寺村裕治 | 東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 准教授 | 細胞表面工学を利用した血管内皮の表面改質と腎移植生着率の向上 | 後藤昌史 |
2 | 湯川 博 | 名古屋大学未来社会創造機構ナノライフシステム研究所 特任准教授 | 量子ドットによる透明化保存肝臓内の網羅的移植膵臓イメージング技術の開発 | 剣持 敬 |
3 | 小原弘道 | 首都大学東京システムデザイン学部 准教授 | デジタルバイオプシと機械学習を援用した臓器内流動代謝融合評価法 | 絵野沢伸 |
選考の経緯について
2019(令和元)年度「研究奨励賞」について、6月12日から8月31日の間、本学会Web siteにて公募した。
申請を受け付けた10課題について、申請者および推薦者の資格審査をした上で、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い,研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長の計6名が採点し、上記3課題を採択した(採択率:30%)。
日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞選奨委員長 絵野沢 伸
平成30年度
採択された2課題:得点順
申請者 | 所属・職 | 申請課題 | 推薦者 | |
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1 | 岩本 整 | 東京医科大学八王子医療センター腎臓外科 准教授 | 腎移植における唾液を用いたメタボローム解析による抗体関連型拒絶反応の診断法の開発 | 中村有紀 |
2 | 上野康晴 | 横浜市立大学大学院医学研究科 特任助教 | オルガノイド再構成技術を活用したヒト膵癌薬剤抵抗性機構の解析 | 谷口英樹 |
選考の経緯について
平成30年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関誌Organ biologyにて公募した。
平成30年8月31日までに申請を受け付けた7課題について、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長の計6名が採点し、上記2課題を採択した(採択率:29%)。
日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞選奨委員長 絵野沢 伸
平成29年度
採択された3課題:得点順
申請者 | 所属・職 | 申請課題 | 推薦者 | |
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1 | 松田安史 | 東北大学加齢医学研究所 呼吸器外科学分野 助教 | 低温持続肺換気法を用いた新たな長時間肺保存法の開発 | 岡田克典 |
2 | 中嶋一晶 | 慶應義塾大学医学部 循環器内科 助教 | ヒト由来幹細胞からの治療細胞の In vivo における安全性、有効性評価法の確立 | 小林英司 |
3 | 水野 満 | 東京医科歯科大学 再生医療研究センター プロジェクト 助教 | ヒト血清を用いた滑膜幹細胞の低温および凍結保存法の開発 | 宮本義孝 |
選考の経緯
平成29年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関誌Organ biologyにて公募した。
平成29年7月31日までに申請を受け付けた8課題について、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長の計6名が採点し、上記3課題を採択した(採択率:38%)。
研究奨励賞選奨委員長 絵野沢 伸
平成28年度
申請者 | 所属・職 | 申請課題 | 推薦者 | |
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1 | 島田慎吾 | 北海道大学病院 消化器外科I 医員 | 脂肪肝グラフトのEx vivo灌流による複合的コンディショニング法の開発 | 深井 原 |
2 | 岩さき研太 | 愛知医科大学医学部 腎疾患・移植免疫学寄附講座 准教授 | 内皮細胞HLAの発現抑制シグナルの同定と薬剤探索 | 小林孝彰 |
選考の経緯
平成28年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関紙Organ biologyにて公募した。平成28年7月31日までに申請を受け付けた7課題について、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い,研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長の計7名が採点し、上記2課題を採択した(採択率:29%)。
研究奨励賞選奨委員長 絵野沢 伸
平成27年度
受賞者 | 所属・職 | 受賞課題 | 推薦者 | |
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1 | 井手健太郎 | 広島大学病院 消化器・移植外科 助教 | TLR4-MyD88シグナル阻害による異種糖鎖抗原反応性B細胞の制御 | 大段秀樹 |
2 | 星川 康 | 東北大学病院 呼吸器外科 講師 | 肺移植後虚血・再灌流肺障害予防戦略における抗酸化転写因子 Nrf2 の役割の解明 | 近藤 丘 |
3 | 後藤邦仁 | 大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座 消化器外科学 助教 | オートファジーを中心とした肝冷保存虚血再灌流障害のメカニズムの解明 | 伊藤壽記 |
選考の経緯
平成27年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関紙Organ biologyにて公募した。平成27年7月31日までに申請を受け付けた10課題について,「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長により採点され、上記3課題が採択された(採択率:30%)。
研究奨励賞選奨委員長 剣持 敬
平成26年度
受賞者 | 所属・職 | 受賞課題 | 推薦者 | |
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1 | 陳 豊史 | 京都大学大学院医学研究科 呼吸器外科 講師 | 体外肺潅流(EVLP)中の薬剤吸入による、障害ドナー肺の治療に向けたトランスレーショナルリサーチ | 近藤 丘 |
2 | 伊藤泰平 | 藤田保健衛生大学医学部 臓器移植科 准教授 | 膵臓移植における造影超音波検査の有用性の検討 | 剣持 敬 |
3 | 佐野元昭 | 慶應義塾大学医学部 循環器内科 准教授 | 水素ガス吸入療法による心肺停止蘇生後臓器障害抑制 | 小林英司 |
選考の経緯
平成26年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関紙Organ biologyにて公募した。平成26年6月23日までに申請を受け付けた15課題について、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長により採点され、上記3課題が採択された。(採択率:20%)
研究奨励賞選奨委員長 剣持 敬
平成25年度
受賞者 | 所属・職 | 受賞課題 | 推薦者 | |
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1 | 武部貴則 | 横浜市立大学医学系研究科 臓器再生医学 助手 | 移植医療に利用可能なips細胞由来ヒト臓器低温保存法の開発 | 谷口英樹 |
2 | 川本弘一 | 大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座消化器外科学 助教 | 臨床膵島移植成績改善を目的とした新規幹細胞亜分画の同定と臓器保存への応用 | 伊藤壽記 |
3 | 芳賀早苗 | 北海道大学大学院保健科学研究院 生体分子・機能イメージング部門 博士研究員 | “光”を利用した新たな細胞・臓器保存法の開発 | 尾崎倫孝 |
選考の経緯
平成25年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関誌Organ Biologyにて公募した。平成25年6月20日までに申請を受けた12課題について、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長により採点され、選考委員会にて上記3課題が採択された。(採択率:25%)
研究奨励賞選奨委員長 剣持 敬
平成24年度
受賞者 | 所属・職 | 受賞課題 | 推薦者 | |
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1 | 渡邊龍秋 | 東北大学病院 呼吸器外科 特任助手 | 間葉系幹細胞の経気道投与による肺移植後虚血再還流障害抑制効果の検討 | 近藤 丘 |
2 | 貝森淳哉 | 大阪大学医学部 先端移植基盤医療学寄付講座 准教授 | functional MRIを用いた心停止後ドナー腎臓グラフトの非浸襲的評価法の確立 | 高原史郎 |
3 | 杉山健太郎 | 東京薬科大学薬学部 臨床薬理学教室 准教授 | ABO不適合移植患者の脱感作療法開始時と移植直前の免疫抑制薬感受性と個別医療 | 平野俊彦 |
選考の経緯
平成24年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関紙Organ biologyにて公募した。
平成24年6月20日までに申請を受け付けた12課題について、「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長により採点され、平成24年8月20日の選考委員会にて上記3課題が採択された(採択率:25%)。
研究奨励賞選奨委員長 剣持 敬
平成23年度
受賞者 | 所属・職 | 受賞課題 | 推薦者 | |
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1 | 黒田慎太郎 | 広島大学大学院先進医療開発科学講座外科学 大学院生 | 脂肪肝星細胞を標的とした虚血再灌流障害の制御法の確立 | 大段秀樹 |
2 | 岡田克典 | 東北大学加齢医学研究所呼吸器外科学分野 准教授 | 血管内皮前駆細胞導入による肺移植後虚血・再灌流傷害の治療 | 近藤 丘 |
3 | 金澤寛之 | 国立成育医療研究センター 移植外科 医員 | 小腸移植における非破壊的水素含有処理による臓器保存液の開発 | 松野直徒 |
4 | 鈴木一史 | 千葉大学医学部附属病院先端応用外科 助教 | 臓器保存のための膵腺房細胞リプログラミングにおける包括的遺伝子探索 | 剣持 敬 |
選考の経緯
平成23年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関紙Organ biologyにて公募した。規定に従い平成23年5月末日までに申請を受け付けた10課題について、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長により採点され、平成23年8月1日の選考委員会にて上記4課題が採択された(採択率:57.1%)。通常3課題の採択であったが、今回は1位~4位の点数差がほとんどないこと、5位以下とは差があったことより4題の採択となった。
研究奨励賞選奨委員長 剣持 敬
平成22年度
受賞者 | 所属・職 | 受賞課題 | 推薦者 | |
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1 | 佐原寿史 | 鹿児島大学フロンティアサイエンス研究推進センター 異種移植外科分野 特任準教授 | 移植肺生着延長に寄与するドナー臓器保護方法としての一酸化炭素投与療法-前臨床ミニブタモデルを用いた新たな臓器保存方法への発展 | 山田和彦 |
2 | 尾崎倫孝 | 北海道大学大学院医学研究科 分子制御外科学講座 教授 | 生体イメージング法による移植臓器機能・拒絶反応の新規診断・評価法の開発 | 大河内信弘 |
3 | 阪本靖介 | 国立成育医療研究センター 移植外科 医員 | 小腸移植における蛍光灯内視鏡を用いた虚血再灌流障害の病態解明 | 松野直徒 |
選考の経緯
平成22年度「研究奨励賞」について、本学会Web siteおよび機関紙Organ biologyにて公募した。規定に従い平成22年5月末日までに申請を受け付けた10課題について、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長により採点され、平成22年9月18日の選考委員会にて上記3課題が採択された(採択率:30%)。
研究奨励賞選奨委員長 剣持 敬
平成21年度
受賞者 | 所属・職 | 受賞課題 | 推薦者 | |
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1 | 圷 尚武 | 国立病院機構千葉東病院臨床研究センター・室長 | 持続灌流装置(LifePortTM)による障害膵の保存・搬送に関する実験的研究 | 剣持 敬 |
2 | 松野直徒 | 東京医科大学外科学・兼任助教 | 臨床応用をめざした新しい移植用肝臓持続灌流保存装置の開発 | 小林英司 |
3 | 深井 原 | 北海道大学医学部第一外科・医員 | 重水によるマージナルドナー肝移植の実現のための基礎的検討 | 藤堂 省 |
選考の経緯
本学会Web siteおよび機関誌Organ biologyにおいて公募していました平成21年度「研究奨励賞」について報告します。
平成21年8月31日までに申請された7課題について,「日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞」規定に従い、研究奨励賞選奨委員会の委員および理事長により採点,平成21年9月15日に選考委員会を開催し慎重審議した結果、上記3課題が「平成21年度研究奨励賞」に採択されました。採択率は42.9%となります。
研究奨励賞選奨委員長 剣持 敬