会員各位
本会理事で慶応大学医学部臓器再生医学寄付講座の小林英司先生より、「Luciferase transgenic ラットの利用について」をご連絡いただきましたのでお知らせします。
小林英司先生らが作製したLuciferase transgenic ラットの臓器を使うことにより、臓器保存液のスクリーニングが簡便に出来ます。現在、国内はもとよりカナダ、ドイツ、中国、台湾など世界各国の研究者により使われています。今後、簡便な手続きで多くの研究者が使用できるようにこの遺伝子改変ラットは、京都大学内のナショナルバイオリソース(NBR-Rat)に申請すれは、企業にも使っていただけるようになりました。下記に直接申し込み可能です。
京都大学連絡先:ナショナルバイオリソースプロジェクト「ラット」
京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設
〒606-8501 京都府京都市左京区吉田近衛町
TEL: 075-753-9318(直通), 4489(事務室)
FAX: 075-753-4409
e-mail: nbrp-adm@anim.med.kyoto-u.ac.jp
http://www.anim.med.kyoto-u.ac.jp/NBR/
また遺伝子改変ラットの施設間の移動は、カルタヘナ法等の手続きが必要ですが、本ラットから取り出したルシフェラーゼ遺伝子導入の臓器は、保存液内での移動にはその制限にあたりません。ご提供できる臓器やその頻度は、十分とはいえませんが、本学会員であれば下記にご連絡いただければ、必要手続きの上、対応のご検討を行っていただけます。
慶應ラボ連絡先:慶應義塾大学医学部 臓器再生医学寄附講座
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35番地
TEL 03-5315-4090 FAX 03-5315-4089
担当e-mail m.kumagai@keio.jp
本会会員にとって意義ある提案と考えます。各位におかれましてはご一考いただき、提供を希望する場合は学会事務局を通して連絡下さい。