日本臓器保存生物医学会

学会誌 Organ Biology(邦文誌)


Organ Biology誌について

 会誌のOrgan Biologyは年3回6月、12月、と定期学術集会時に発行されます。1994年に創刊し、2010年に17巻となりました。総説や原著論文の他、自由な話題の投稿が可能な「声の広場」、実験手技などを短くまとめた「研究ノート」、他学会の様子をルポした「学会印象記」、研究に有用な書籍を紹介する「書評」などで構成されています。
 内容は、臓器保存、虚血再灌流障害、拒絶反応、再生医療、がん幹細胞、人工臓器、創薬研究、実験手技、臓器プロキュアメント、医学研究倫理など、本学会の活動趣旨に添いながら、多岐に渡っています。その分野で著明な研究者の寄稿も含め、充実した内容で会員相互の情報共有や学会外への情報発信に役立っています。
 投稿原稿の査読は研究者育成の観点から行っています。若手研究者が一段落した仕事をまとめて総説にする、博士号の申請論文の一部にする、自分が見つけた実験の「こつ」を公開する、といった利用も歓迎です(投稿に際しては筆頭著者が会員であることが必要です)。
 著者には外部への情報発信に便利なpdfファイルを無料提供いたします。また希望があれば有料で別刷もお渡しいたします。日本語論文データベースの医学中央雑誌(要旨、http://www.jamas.or.jp/)とメディカルオンライン(全文、http://www.meteo-intergate.com/)にも収録されます。
 投稿、問い合わせ、ご意見は学会事務局にお寄せください。(文責:邦文誌担当 絵野沢 伸)

Organ Biology投稿規定

平成16年11月8日改正

  1. 本誌は臓器・組織・細胞の機能の解析、保持、向上ならびにその生物学的利用などに関するもので、未発表の論文、投稿中でない論文を投稿の対象にする。
  2. 投稿論文の著者および共著者は原則として、日本臓器保存生物医学会員であること。
  3. 内容が臨床研究である場合は、1964年ヘルシンキ宣言(第18回WMA総会にて採択)に基づいて行われていなければならない。また動物実験の場合には、1980年学術会議決議による「実験動物取扱指針」に基づいて行われたことが必要である。
  4. 内容は原著、総説、症例報告、研究速報、短報などとし、その種目を明記する。
  5. 原稿は和文または英文とし、オリジナル1部とコピー2部計3部を下記事務局に送付のこと。その際本文及び図表の電磁ファイルも送付すること。本文の保存形式はテキスト形式とし、ラベルに筆頭著者名、使用機種、ソフトを明記する。図表の保存ソフトはパワーポイントとし、ラベルに筆頭著者名を明記する。
  6. 本誌に掲載された論文の著作権は日本臓器保存生物医学会が有するものとする。
  7. 原稿の採否は編集委員会において決定し、審査の結果、修正、削除、加筆をお願いする場合がある。また採用された原稿は原則として返却しない。
  8. 原稿の掲載は受理順(アクセプトされた順)とする。
  9. 投稿論文の掲載は無料であるが、規定枚数を超過した場合は、刷り上がり1頁につき13,000円著者負担とする。
  10. 著者校正は1回とし、校正は赤インクで行う。
  11. 別刷30部まで無料、それ以上希望の場合は実費とする。別刷希望の場合は著者校正の際その旨明記する。

【論文の書き方】

  1. 表紙には表題、著者名、所属(以上和文、および英文)、キーワード(原著、総説5語以内、症例報告、研究速報3語以内)を記入する。また脚注として別刷請求先を記入する。
  2. 原著、総説は200語程度、症例報告、研究速報は100語程度の英文の要旨をつける。
  3. 原著および研究速報は、英文要旨、序文、材料と方法、結果、考察、文献の順序とする。
  4. 症例報告は、英文要旨、序文、症例、考察、文献の順序とする。
  5. 和文論文は20×20、400字詰原稿用紙(ワープロを使用する場合にはA4判用紙に40字×25行、1枚1,000文字で総字数は原稿用紙の場合に準ずる。)に横書きで、新かなづかいを用いること。
  6. 英文論文はA4判のタイプ用紙にダブルスペースでタイプする。
  7. 英文論文およびワープロを使用した和文論文は表紙に筆頭著者が署名する。
  8. 原稿の枚数限度
    1. 原著:和文論文は400字詰原稿用紙30枚以内(図表・文献を含む)。英文論文はタイプ用紙15枚以内(図表・文献を含む)。
    2. 症例報告、研究速報:和文論文は400字詰原稿用紙15枚以内(図表・文献を含む)。英文ではタイプ用紙8枚以内(図表・文献を含む)。
    3. 短報:和文では400字詰原稿用紙4枚以内、英文ではタイプ用紙2枚以内、図あるいは表1枚は、原稿用紙1枚に換算する。
  9. 学名などイタリック体を用いる場合はアンダーラインで明示する。単位、数量を表すには、国際単位で表示する。m,cm,mm,μm,l,dl,ml,μl, kg,μg,mg,ng,pg,℃,%,hr,minなどを用いる(符号の後に点をつけない)。数字はアラビア数字を用いる。
  10. 図表のタイトルおよび説明は原則として英文で記載する。
  11. 図・写真は原則として白黒とし、鮮明なものを添付すること。カラー印刷を希望した場合や、図・表をトレースして版下を作成した場合は、図・表をトレースして版下を作成した場合は、投稿者の実費負担とする。図・表・写真は原稿と同様各3部送付する。
  12. 引用文献は本文中の引用した箇所の右肩に片カッコ付で番号を付して引用順に末尾に一括し、次の形式に従う。
    1. 雑誌の場合:引用番号、著者名(5名以下の場合は全員を列記し、6名以上の場合は筆頭者から3名を列記して他またはet al.とする。)論文題名、書名、巻、頁(初め〜終り)、西暦年の順。誌名の略は、医学中央2雑誌およびIndex Medicusに従う。
    2. 単行本の場合:引用番号、著者名(複数の場合は雑誌に同じ)、章題名、書名、編者名、頁(初め〜終り)、発行所、発行地、発行年(西暦)の順。
      <例>
      1. Bilchik AJ, Salantou T, Foshag LJ, Giuliano AE, Ramming KP Cryosur-gical palliation of metastatic neuroendocrine tumors resistant to conventional therapy. Surgery 122 : 1040-1080 , 1997
      2. 2) Portoles J, Maranes A, Prats D et al. Double renal transplant from infant donors. Transplantation 61 : 37-40, 1996
      3. 3) Sielaff TD, Hu MY, Amiot B et al. Gelentrapment bioartificial liver therapy in galactosamine hepatitis. J Surg Res 59 : 179-184 , 1995

【原稿送付先】
〒193-0998 東京都八王子市館町1163
東京医科大学八王子医療センター
移植検査センター「Organ Biology」編集委員会 宛
TEL 042-665-5611(内線4483)
FAX 042-665-2149

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